第12日
2006年6月5日
本日は、イランの何百万人もの家族の心を情け容赦も無く侵食しているガンとでも言うべき麻薬(ヘロイン、アヘン)中毒のために祈りましょう。
ヘロインはアフガニスタンからイランへと国境を越え、流れ込み、人々の手にいとも易く渡っています。2005年国連麻薬報告書によるとイランは世界最悪のアヘン中毒率を呈し、 国全体で300万から500万人の麻薬中毒者がいると推定されています。麻薬から生じる苦難は甚大です。
麻薬中毒者は大変、苦しみ、多くの者が悲劇的に死んでいきます。そして、忘れてはならないのは麻薬中毒の結果、何百万人もの家族のメンバーが続いて強い苦しみの中を通っているということです。何百万人もの両親が愛する者たちの面倒を見切れなくなり、その生活を犠牲にしています。数え切れないほどの家族が父親を失い、多くの妻たちが家族を養うために押しつぶされそうな重荷を負っています。そして、社会において、特に麻薬中毒者が最後、刑務所に入るなら、その家族は恥さらしになるという苦しみに直面します。
きょう、共に主に懇願して祈りましょう。主が哀れんで、このイランの家族を破壊している問題を変えてくださるように。
■ 政府当局がイランへの麻薬流入を止めることができるように。人々を苦しめてお金をかせいでいるすべての集団や組織に反対していけるように。麻薬が容易く入手可能にしている全ての不正行為に反対していけるように。
■ 自由になりたいと望んでいる全ての麻薬中毒者のために。彼らがイエス様の愛と十字架の力の特別啓示を受ける事ができるように。主がイランの中で御霊に導かれ、この問題を戦い抜くクリスチャンを起こして下さるように。麻薬中毒者を探し出し、福音の希望を与えることができるように。
■ 麻薬中毒者の家族のために。神の慰めが注がれるように。これらの家族がイエス様を呼び求め、重い皮膚病患者のように、主に触っていただくことができるように。
■ 多くの若者たちのために。きょうにでも初めて麻薬を試してみようという誘惑に出会うかも知れない彼らに聖霊が直接、話しかけ、警告を与えてくださるように。彼らが、イエス様だけが彼らの心の一番深い必要を満たすことができるお方だと知る事ができるように。
お祈りに感謝いたします。